山形の洋梨ラ・ネージュ約2kg(5~9玉)

甘くてさっぱりとした味わい！生産量が少なく貴重な洋梨 ラ・ネージュ

洋梨ラ・ネージュは、生産者がとても少ない貴重な品種で、「幻の洋梨」とも呼れています。山形県内でも3軒程度しか栽培しておらず、なかなかお目にかかることがありません。

ラ・ネージュはラ・フランスよりも一回り小さいサイズ感ですが、果肉がギュッとしまっており、食感は硬めです。そして、なんといっても糖度が高く、それでいてさっぱりとした食べやすい味わいです。

ぎりぎりまで樹上完熟を見極めて収穫するから糖度が高い

果物は樹上での期間が長ければ長いほど、でんぷん量が増え糖度が上がります。そのため、アンスリーファームファームでは、収穫時期が近づくと何度も「でんぷん検査」を繰り返しながら、なるべくぎりぎりまでラ・ネージュを樹上に生らせておきます。そうして樹上完熟してから収穫することで、糖度が高くて甘いラ・ネージュが収穫できるのです。

2段階の食べ頃が楽しめる！硬いままでも甘くてシャキシャキのラ・ネージュ

洋梨は一般的に、収穫後に追熟しなければ硬いままで食べ頃にはなりません。 しかしラ・ネージュは、追熟前の状態でも、和梨のようなシャキシャキ感を楽しめます。もちろん、ゆっくり追熟して柔らかくなってからは、熟成した味わいとなります。なんとラ・ネージュには2段階の食べ頃があるのです。

洋梨は食べ頃がむずかしいフルーツともいわれますが、ラ・ネージュは追熟前でも後でも、美味しくお召し上がりいただけるのが嬉しい特徴です。

※収穫したての果皮は緑色のため、お届け時は緑色ですが、追熟するにつれて黄色になります。色の移り変わりもお楽しみください。
※お届け時からお召し上がりいただけますが、追熟（食べ頃）の目安をお知らせするしおりを同梱させていただきます。

農業のイメージ向上を目指して。拡大を続けるアンスリーファーム

果樹栽培が盛んな山形県寒河江市にあるアンスリーファームでは、ラ・ネージュ以外にも、ラフランス、さくらんぼ、桃、ぶどうなどを栽培しています。代表の安達さんは元々は飲食店にお勤めでしたが、時々祖父母の農作業を手伝っていたこともあり、農業の大変さや後継者問題などを身近なものとして感じていました。

やがて、そういった農業が抱える問題や、農業に対するマイナスイメージを払しょくさせたい、農業の未来を変えたい、という思いが生まれ、就農することを決意し、現在に至っています。

アンスリーファームでは、「ひとくちで感動の味わい」をコンセプトに、口に入れった瞬間に感動していただける高品質の果物を栽培しています。

• 取材スタッフより

  

  ラ・フランス、ラ・ネージュの生産者、アンスリーファームさんの取材にお邪魔したのは昨年の10月中旬の秋晴れの日。収穫時期は、園地ごとにラフランスのでんぷん検査(昔理科の実験でやったヨウ素検査です！)を行ってその時期を園地ごとに見極めているとのこと。

  お邪魔した園地ではラフランスの収穫真っ只中。どこからか「L（える）」「３L」とリズミカルな声が…。収穫したラフランスの入ったコンテナから、1個ずつ取り出す毎に、減った重さからサイズを音声で教えてくれるという計測器の音でした。1個ずつ計りに載せて重さを計るよりも手順が1つ減り、効率化につながっています。

  また、川合さん曰く、通常は一旦収穫したラフランスを別の集荷場所に集め、そこで選果するところが多いそうですが、園地で選果したほうが、そのままサイズごとに予冷もでき効率が良いとのこと。できるところは徹底的に効率化を図りながら、効率化により生まれた労力と時間は美味しい果実を作るための作業に費やすというこだわりぶり。アンスリーファームさんの「美味しい果物をお客様にお届けしたい」という強い思いが伝わってくる一幕でした。

  バイヤー永森

量より質にこだわった、甘くてさっぱりとした味わいのラ・ネージュをお楽しみください。