米鶴酒造/米鶴 米の力 純米亀の尾
地場栽培で復活させた酒米の名品種「亀の尾」を使用して醸した、しっかりと味のある純米酒
「亀の尾」は、明治時代に山形県で発見され、明治後期から昭和初期まで全国で広く作付けされていた品種です。ササニシキやコシヒカリの先祖にあたり、酒米としてだけではなく、飯米としても高い人気を誇っていました。
しかし昭和に入り、病気などに強い優良品種が相次いで出現したことで作付面積は急激に落ち込み、一時代を築いた「亀の尾」も幻の米となってしまいました。
米鶴酒造では、伝統的な日本酒造りの技法を尊重し、世界に誇る美しい日本の文化を伝承していく理念のもとに、「亀の尾」による酒造りの復活を企画。米鶴酒造の蔵人を含む地元高畠町の酒米研究会の尽力により、幻の米「亀の尾」を現代に甦らせることに成功しました。
そんな「現代に甦った、古より伝わる幻の名品種」を使い、米のうまみを余すことなく醸し出した純米酒です。
酒づくりの始まりは300年前の元禄年間。米沢上杉藩御用酒造としての歴史
米鶴酒造の歴史は大変古く、初代が酒づくりを始めたのは元禄時代末期にまでさかのぼります。江戸末期には米沢上杉藩の御用酒蔵も務め、300年以上の長きに渡り、まほろばの里高畠町で酒づくりを続けてきました。
常にいい酒を求め、杜氏自らが先頭に立ち、幻の名品種といわれた酒米「亀の尾」を地元農家と協力して復活させたほか、さらにその先に続くオリジナルの米「亀粋(きっすい)」の開発にも成功。そこから地元高畠で栽培した「亀枠」を使い純米大吟醸酒を商品化させました。戦後に米の新品種開発を個人で成功させたのは、山形県、全国でも初のことであり、その情熱と努力が高く評価されました。
その後も米鶴の「米の力」「人の力」を活かした確かな酒づくりは高く評価されており、これまで全国新酒鑑評会において30回以上もの金賞受賞していることが、その実力を物語っています。
まほろばの酒蔵「米鶴酒造」
米鶴(よねつる)は、感謝の気持ちを伝える場面で使っていただけるような真心のこもった酒でありたいという思いを込めて、地元に伝わる民話「鶴の恩返し」と、お辞儀をしているように豊かに実った稲穂の姿、鶴の立ち姿にちなんで名づけられた銘柄です。
また、「米」という字は数字の八十八に例えられ、「八十八羽の鶴」を表す大変おめでたい名でもあります。
米鶴酒造では、爽やかさ、香り、味、切れのバランスがとれている酒づくりを目指し、常に感謝の気持ちを忘れず、「いい酒」のさらなる高みを求めて酒づくりをおこなっています。
山形が誇る米鶴がつくるお酒をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
地元高畠で現代に蘇った幻の酒米「亀の尾」の旨みを余すことなく醸しだした純米酒をぜひどうぞ。
名称 | 日本酒 |
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内容量 | 720ml・1800ml |
原材料 | 高畠町産 亀の尾100% |
精米歩合 | 65% |
アルコール分 | 15% |
テイスト | やや辛口 やや淡麗 |
酒類の在庫について | メーカーの在庫状況により、ご注文確定後であっても商品が欠品となってしまう場合がございます。その場合は当店よりメールにてご連絡させていただき、ご注文をキャンセルとさせていただきます。誠に勝手ではございますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 |
製造者 | 米鶴酒造株式会社(山形県高畠町) |
のし | 対応不可 |
お届け時期 | 1週間前後でのお届け |
お届け方法 | |
ご注意 | ●一度にご注文いただけるのは6本(1800ml)または12本(720ml)までとさせていただきます。6本(1800ml)または12本(720ml)以上ご購入される場合は、複数回に分けてご注文ください。 ●納品書、請求書など金額の分かるものはお入れしておりません。 ●パッケージ・外装箱等は予告なく変更となる場合がございます。 |