ツーンとくる爽やかな刺激！山形おみづけわさび。
うまいずサポーターりょっさんです。突然ですが、皆さん「おみ漬」ってご存じですか？
山形に住んでいる人なら聞いたことがある、もしくは食べたことがある、という人も多いと思いますが、おみ漬（おみづけ）とは、青菜（せいさい）や大根など色々な野菜を細かく刻んで醤油漬けにした、山形県を代表する漬物の一つです。
名前の由来は諸説ありますが、最上川舟運で活躍した近江商人が考案したので、近江漬（おうみづけ）が訛って「おみ漬」になった、とも言われています。
今回ご紹介する晩菊本舗三奥屋さんの「山形おみづけわさび」は、昔ながらのおみ漬に茎わさびを加えて粕漬にした、おみ漬の進化系とも言える漬物です。
そして、こちらの商品は漬物グランプリ２０１７で準グランプリ、やまがたふるさと食品コンクール２０１７で最優秀賞を受賞したという事で、食べる前から期待が高まります。
早速パッケージを開けてみると、ほのかに酒粕の香りが漂います。青菜と大根と茎わさびと、それからオレンジ色の野菜はニンジンです。
一口食べてみると、わさびのツーンとした刺激と酒粕の芳醇な風味が口の中に広がります。おみ漬は食べたことがない人でも、わさび漬をイメージするとわかりやすいかもしれません。
まさに「おみ漬」と「わさび漬」の融合、両方の良さが引き立つ新しい漬物という感覚です。ごはんのお供はもちろんのこと、これからの季節は冷やしたお酒とも相性が良さそうですね。
ちなみに、この辛味は小さい子供にはちょっとキツイかもしれません。大人の味といったところでしょうか。私の子供達も、おみ漬は大好きなのですが、今回はわさびということで手は出しませんでした。
三奥屋さんのある高畠町は、最上川舟運の最終船着場だったそうで、「おみ漬」と歩んできた町だからこそ生まれた、新しい味だと思いました。
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山形市在住の一男一女の父です。
新調したカメラが嬉しくて、週末はもっぱら子供達（時々妻）を連れ出し、山形の自然の風景や美味しいものを撮影しています。運動不足でちょっぴり出てきたお腹を娘に指摘されつつ、食べるのは大好きでやめられないん、悩み多き40代です。