山形の特秀白桃 約3kg 旬の品種(8～12玉)

糖度の高さと芳醇な香り。量より質にこだわるアンスリーファームの白桃

アンスリーファームでは、量より質にこだわった桃の栽培をおこなっています。木に実らせる数が多すぎると、収穫量は増えるものの、小玉で色付きの良くない桃になってしまうからです。そのため、生育状況を見ながら樹に生らせる実を厳選しています。また、大玉の桃は繊維質になりやすく、甘みも薄くなる傾向があるため、食感が良く糖度が最も高くなる中玉栽培に力を入れています。

さらに、土づくりと根づくりにもこだわり、自家製の納豆乳酸菌や酵母菌を定期的に散布しています。化学肥料は一切使用せず、土壌分析をおこないながら、必要な栄養素を含んだ有機肥料のみを使用して栽培をおこなっています。

そうすることで、果樹自身が作り出す自然の甘みが凝縮された、糖度が高くて芳醇な香りを持つ最高峰の美味しさの桃が収穫できるのです。

樹上完熟を見極めてからの収穫

桃の木は枝先から順に熟していくため、アンスリーファームでは1本の木を3～4回に分けて収穫していきます。桃が熟しているかを見極める方法は、なんと「桃の毛」。未熟なものは毛が立っていてチクチクする感触が強く、果肉に白い部分が残るのに対し、しっかりと熟した桃は、桃の毛が横に寝るため肌触りも良く、収穫後にそのままかぶりつける丁度良い柔らかさの桃になるのだそうです。

桃の毛を確認することに加え、さらに収穫直前には必ず食味チェックをおこない、基準に合格したものだけを収穫することで糖度の高い桃を厳選しています。

バラエティ豊かな品種が揃う白桃

白桃の収穫は8月中旬頃から始まり、晩生品種が収穫される10月上旬頃まで、少しづつ時期をずらしながら続いていきます。代表的な品種としては、果肉がやや硬めで強い甘みと程よい酸味のある川中島を始め、美晴白桃、あぶくま、西王母、だて白桃、さくら、など、それぞれの美味しさのある白桃が栽培されています。

農業のイメージ向上を目指して。拡大を続けるアンスリーファーム

果樹栽培が盛んな山形県寒河江市にあるアンスリーファームでは、桃以外にも、さくらんぼやぶどう、洋梨などを栽培しています。代表の安達さんは元々は飲食店にお勤めでしたが、時々祖父母の農作業を手伝っていたこともあり、農業の大変さや後継者問題などを身近なものとして感じていました。

やがて、そういった農業が抱える問題や、農業に対するマイナスイメージを払しょくさせたい、農業の未来を変えたい、という思いが生まれ、就農することを決意し、現在に至っています。

アンスリーファームでは、「ひとくちで感動の味わい」をコンセプトに、口に入れた瞬間に感動していただける高品質の果物を栽培しています。

量より質にこだわった、甘くて芳醇な香りの白桃をお楽しみください。