山形の和梨 豊水(ほうすい)約2kg(5玉前後)

果汁たっぷりでみずみずしい！甘さと爽やかな酸味の豊水

和梨「豊水」は、その名の通り、あふれ出る果汁のみずみずしさが特徴です。また、甘さの中にさわやかな酸味も感じられ、甘味と酸味がうまく調和した品種です。日本国内では、幸水に次いで2番目の栽培量を誇ります。やや大玉で、食べごたえがあるのも人気の理由です。

※梨の皮に見える黒い小さな反転は「黒点コルク」と呼ばれるもので、果実の水分が外へ出るのを防ぐ働きをしています。梨が熟して食べごろを迎えると、黒点コルクのザラザラ感が徐々に薄れ、ツルツルになります。

山形の気候にあった和梨栽培を確立した秋葉さん

豊水を栽培している秋葉さんは、和梨の他にさくらんぼやラフランスの栽培をおこなっています。50年ほど前にお父様が長芽枝剪定でつくられる和梨の味に惚れこみ和梨の栽培を始めました。

その後も長い時間をかけて、県外の生産者に師事しながら山形の気候にあった栽培方法について試行錯誤し、美味しい和梨の栽培方法を確立しました。

秋葉さんの果樹畑では、除草剤は極力使わず、草生栽培（※）をおこなっています。また、和梨の木はラフランスの受粉樹としての役割も果たしているため、蜂を通してラフランスの花との交配がおこり、通常の和梨よりもさらに甘みが増し、味わいも一味違います。見た目も、一般的な和梨とは違い、ラフランスのように若干でこぼこしています。

※果樹園などで、地力を維持するため、牧草や雑草などを生えさせて地表面を被覆保護して行う栽培法。

和梨の食べ頃と保存方法について

和梨は西洋梨と違い、届いた時点で食べ頃を迎えています。鮮度が落ちないよう、なるべく早くお召し上がりいただくのをおすすめします。すぐに食べきれない場合は、乾燥や高温を避けるため、冷蔵庫の野菜室、または冷暗所で保存してください。

果汁たっぷりでみずみずしい！甘さと爽やかな酸味の豊水をぜひお楽しみください。